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お役立ち情報

様々なイベント企画、運営する際に役立つ情報を紹介します。


音響システムの基礎 その2

今回は、音の三大要素のお話です。
音の三大要素は、「音程」「音量」「音質(音色)」をいいます。

「音程」は、音の高さ・低さのことです。
1秒間に何回振動するかを表したのを周波数といいHz(ヘルツ)で表します。
振動が細かいほど(1秒間の振動回数が多いほど)高い音になります。
人間の聞こえる周波数の範囲は20Hz~20kHzで、年齢と共に高い音(周波数)が聞こえにくくなり、
聞こえる周波数の範囲は狭くなっていきます。(可聴周波数)

「音量」は音の大きさのことです。
振動の幅で音の大きさがかわります。振動が大きいほど音が大きいということ。
音量は音圧レベルと表現し、dB(デジベル)という単位で表します。
人の会話の音圧レベルはおおよそ60dB程度、
スピーカで音声を拡声する際のちょうど良い音圧レベルは75dB程度と言われています。

「音質(音色)」は音の質感のことです。
音は色々な振動が組み合わさって作られます。
音色は基音+倍音で構成されます。倍音の比率で音色は変ります。
なので、同じ「ド」の音でも、のギターの音はギターに聞こえ、ピアノの音はピアノに聞こえるのです。
音響システムが入ると最終的な音質の調整が行われますが、
それは元の音質とスピーカから出力される音質を出来るだけ近づけるという作業になります。

これらの三大要素をベースに、音響のシステム構築~調整までを行っております。


4kHzという周波数

 

人の耳で感度のよい周波数帯域は、4kHzを中心としてます。
感度が良いので、ヘッドホンやイヤホンで大音量で聞いていると、
その感度の良い周波数が強く、難聴になりやすくなります。
ヘッドホン等を使用する際には、注意しましょう。

先日ある本を読んだときに、この4kHzという周波数は、
女性の悲鳴(危険な時や恐怖の時に出る)がその周波数であると書いてありました。
ちなみに、人の声で出せる一番高い周波数は、
オペラ「魔笛」のソプラノの最高音(キーでいうとF6)で、
約3kHzだそうです。これを出すためにソプラノ歌手は相当努力しているようです。
ところが、女性の悲鳴はそれ以上。声でなくこめかみあたりから出ているとか。
この4kHzは、雑踏のように騒音の多い場所でもでも遠くに届くとのことで、
助けを求めるため、危険を知らせるために出せるようになったのではとのことです。

冒頭に書いた感度の良い周波数。
危険を伝える悲鳴=耳の感度の良さ。
このように、人間は進化してきたのかもしれません。

皆さん耳を大切に!


通信速度を確保せよ

パソコンやスマホ、タブレットなどで、ちょっと重たいデータをダウンロードすると時間がかかることがあります。

これは、通信速度を上げると改善する場合があります。
パソコンやサーバーのメモリー容量が多くてもそういうことがあります。
この場合は、通信速度を上げただけでは解決しませんが。

デジタル映像信号は、実は通信を行っているので、この通信速度が大切になります。
通信とはいっても電気信号なので、中継したりケーブルを束ねたすることで、
抵抗(インピーダンス)が高くなり速度を落とすことがあります。

通信速度の速さは、主に映像信号の解像度と関係していて、
より高解像度の信号が必要な場合は注意する必要があります。

なので、システムを工事する際の目標は、「通信速度を確保せよ」ということになります。

パソコン等のメモリー容量については、
そういう通信が可能を担保している機種を選定することになります。

そういえば、人も年をとると反応がいまいちになるのは。
経験や思い出によってメモリー容量を使ってしまい、
通信速度が遅くなるから。。。という事にしておいてください。


「我田引水」のはなし

このところ読んでいる本で、「邪馬壱(台)国がどこにある」的な内容なのですが、

色々見ている中で気づいたことがあります。どれも、「我田引水」なのです。

近畿にあるとか、九州にあるとかという考えに合わせて、魏志倭人伝の本文をここが間違っているなど
(南と書いてあるのは間違いで東であるとか)
理論展開をしているのがほとんどで、これであれば、どの様にでも答えを作ることが出来ると思います。
楽しんで読むのにはいいのですが、それが教科書までのっていると。。。

私たちがAVシステムの機材を選択する時には、
基本的にはお客様の使い方や環境を考えて、たくさんあるメーカーのなかから選択します。
ところが、強いメーカーがあったりすると、そのメーカーの商品を前提で商品選択をしてしまいます。
これでは、「お客様」という言葉が見当たらなくなります。これも「我田引水」ですね。

一般的によくあるのは、会議やディスカッションを行った際に、
最終的にトップや責任者が自分の考えに結びつけようと質問を誘導してくなんてことはありませんか。

本当に気をつけたいことです。


LED照明と平面スピーカ

最近はあっちこっちでLED化が進んでいます。

先日、大江戸線でのLED化の話を書いた後、
LED照明を製造しているメーカーさんとお話しする機会がありました。
その時に、LED照明の特長について話をしました。
LED照明の明かりは、直線的な感じがすると思っていたら実際そのようで、
LED電球からは正面しか明かりがでません。

スピーカの種類に、平面タイプ(フラットパネルタイプ)があります。
平面波といわれる音を出すことで、遠くまで音を飛ばす事ができものです。
ただ音を聴いたときに若干違和感を感じたことがありました。
LED照明の話を聞いた時に、
その違和感が平面スピーカと同じであるような気がしたのです。

人の声というのは、口から音が出ていますが、
体や頭も振動しているので、正面以外にも音は出ています。
つまり、意外と広い指向性を持っているのです。
平面スピーカはそれが無いというのが違和感の元かもしれません。

良い悪いという話ではありませんが、ちょっと最近感じたことです。


音響システムの基礎 その1

社内研修で使用しているテキストから音響システムの基礎を連載していきます。

音響システム、音響設備、放送設備など音を拡声する設備・システムに関しての基本的な考え方は共通になります。
音響システムとは、マイクやミキサ、アンプ、スピーカだけを指すのではなく、
例えばスピーチの場合は、その話者と話者とマイクまでの空間、
スピーカから拡声された音を聞く聴取者とその空間全てがシステムになります。
機器だけでないということをまず理解する必要があるということです。

私たちが、音響システムを設計・設置・調整する際の目標があります。
まず、適切な音量(音圧レベル)があること。
当然ですが、大き過ぎると疲れますし、小さいと聞こえなくなります。
その会場や使用する内容にあった、聞きやすい音量というのが必ずあります。

次に、明瞭であること。
例えばスピーチの場合は、話している言葉が正確に伝わらないといけません。
会場内の響きが強すぎて聞こえないという現象は、明瞭度が低い場合のよくある例です。
空間の問題もありますが、適切なスピーカの設置(向きや位置)が行われていないケースもあります。

そして、均一な音場(どの場所でも同じような音量)とすること。
音は情報です。前の人と後ろの人で音量が違うことで、情報取得の差がでてしまいます。
聴取者(エリア)に対してどの程度まで均一にさせるかの基準があります。
その基準内になるように、スピーカの配置や調整を行います。

音響システムだけではありませんが、ノイズや歪みの無い環境にすることも重要です。
ノイズに関しては、音響システムだけの影響でなく、他の設備や電源、電波など、
様々な影響があります。
ノイズ対策は、これが正しいやり方というのが無く、ケースごとに対策が違います。
実際の現場でも、解決するまで時間のかかる場合があります。
(そこを理解していただきたいのですが。。。)

最後に私たちスタッフが、安心できるシステム、
つまり、お客様からトラブルなどで緊急連絡が無いシステム、
それらを作り上げることが目標です。(これは、ビジネス全体にいえるかも)


プロジェクタの色は時間と共に変化する

最近当社では、貸会議室を使用して研修会やセミナーを行っています。
いつも同じ会場(安価なので)を使っているので、
どの様な設備があって、どうすれば使いやすいかを考えながら、
必要な機材を持ち込んでいます。
とは言っても、プロジェクタを持ち込むと荷物が増えるので、
会場の備品をお借りするケースがほとんどです。

そのプロジェクタですが、いつも同じものなので、
時と共に、ランプの使用時間が増えていて、
微妙に色が変化している気がします。

調べたところ、ランプの使用時間が増えると、
色温度が変化するとのことで、
高くなる場合と低くなる場合とランプによって違うようです。
ただ、運用上問題ないようですが。

その会場のプロジェクタは色温度が低くなっている感じです。
だから、調整できる範囲で使用しています。

プロジェクタの色温度調整は、
使用するコンテンツ、会場の照明の状態などで変わります。
それでも、時と共にに変化するので、定期的に調整するほうが
本当は良いのかもしれません。
当然、ランプを変えたらまた調整が必要なのです。


街頭演説にて

選挙時でなくても、駅前で街頭演説をしている風景を良く見かけますが、ちょっと気になった残念な音の話です。

多少お金のある(?)方は、ワイヤレスマイクに対応したトランペットスピーカを使っていますが、ワイヤレスであることを利用して演説していない別の出入り口で使っている場合があります。アイディアは良いのですが、これがブチブチと途切れてしまい何を言っているのか解らないのです。近くにポスターが置いてあるので誰が話しているのかは解りますが。。。もうちょっと気にして欲しいと思います。

別の方で、腰に巻くタイプのハンズフリーのスピーカシステムを利用していますが、物はそんなに悪くないのですが、音質・音量のせいで話している声が暗く元気ない感じで聞こえてしまいます。朝の騒がしい屋外には向かないスピーカシステムなのかもしれません。

「名前を覚えてもらう」が一番重要なのかも知れません。だから音が良いより大きな音やあえて聴きにくい音にする方法もあるようです。しかし、もっと気をつかっていただきたいと毎朝のように感じてしまいます。

最後に、
「大きなマイクでお騒がせして申し訳ありません。」
と話している人がいました。マイクが大きかったら本当にびっくりします。
日本語をちゃんと話しましょう。


デジタル映像信号と組織 その1

最近、業界で問題になっているデジタル映像信号のなかで、EDIDという信号についてお話します。

EDIDはDVIなどのデジタル信号が出来たときに、映像信号の解像度などをディスプレイの表示能力に合わせて出力させるためのコミュニケーションラインとして作られました。その後、一部アナログ信号でも使用されています。
この信号について勉強していたら、会社などの組織の考え方と同じように思えたので、それについてもコメントします。

従来のアナログ信号は、プッシュ型といってとにかく信号を送るスタイルです。①又は②のパターンになります。

EDIDコミュニケーション5

これを見ると、プッシュ型のアナログ映像は、昔の組織の命令の仕方のように思えます。
とにかく、命令をどんな形でも良いから実行する、それがキレイな表示になるかどうかは別の話です。
この場合、ディスプレイ(部下)が能力が高いほどきちんと表示してくれるわけです。

ではEDIDではどうなるかというと、下図の①~③の順番でコミュニケーションをとります。

EDIDコミュニケーション1

この絵の通り、EDIDはコミュニケーションラインを利用して、接続するディスプレイの能力を確認してから映像を出力することになります。
つまり、パソコン(上司)はディスプレイ(部下)のベストな能力をコミュニケーションを解して確認し、その能力に合わせた信号出力(命令)をします。
最近の組織のコミュニケーションが重要視されていることと同じようです。この場合、必ず上司からコミュニケーションをとる必要があるということです。


電音 初めて物語

当社も40周年を超えて、様々な歴史を重ねてきました。
その歴史のなかで、今でもこの業界に影響している商品をちょこっとお話します。

ホテル宴会場で使われる照明機材は、
当社がホテルの宴会場のオペレーションを始めたころは、
照明の灯体は、黒色かシルバー色でした。
白っぽい色は、熱で焼けてしまい赤茶けてくるので使わないのが一般的な常識です。
しかし、黒色の灯体は宴会場として見栄えが良くないということで、
舞台照明会社の協力によりアイボリー色の灯体を作りました。

アイボリーの灯体
照明バトン、コード、コネクタ
と同系色なのです。

当然、しばらく使用していると焼けてくるので、
定期的に塗りなおしをしています。

今では、当社が始めたと思われるアイボリー色が、
業界標準的な色になっています。

また、機会がありましたら別の初めて物語をしたいと思います。


活用シーン

株主総会 記者会見 企業セミナー イベント演出 大規模会議 国際会議 ウェディング ダンスパーティー 映像収録・制作

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