2020 10月
【配信業務】知っておきたい!ライブ配信のポイント
2020年 10月 21日
昨今、企業の講演会や社内イベントなど様々なシーンでライブ配信が活用されています。
これまで会場に人を集め行われていたイベントも、オンラインで行うケースが増えてきました。
特にお問い合わせが増えているのがセミナー・講演のライブ配信です。
これからイベント等のライブ配信を行おうと思っている方のために、迷わず運営を進めるためのポイントを紹介します。
ライブ配信の基本ポイント
イベントの概要を整理する
これまでの、大人数を一つの空間に集めたイベントと同様、ライブ配信を行うときには事前に概要をまとめておくことが大切です。
ライブ配信でのイベントを成功させるため、次の2点はおさえておきましょう。
①ターゲットを明確にする
行う配信が社内向けか社外向けなのか、双方でコミュニケーションをとるのか、規模感はどのくらいなのかなどイベントにより使用機材や向いているフォーマットが異なります。
ターゲットに合った方法を選択することが大切です。
②予算を把握する
ライブ配信を行う際には、配信用の機材だけでなくアカウントの開設や通信環境など、様々な準備を行う必要があります。
事前に何が必要なのかをリストアップすることで、予算を抑えることができます。
用意する機材・環境
- ・配信用PC
- ・撮影用カメラ
- ・有線マイク
- ・音響ミキサー卓
- ・エンコーダー
- ・ネットワーク回線
- ・配信用アカウント
- (既存のプラットフォームを使用する場合のみ)
その他、イベントの内容によっては会場を借りたり、ステージや照明も用意する必要があります。
配信のプラットフォームを選択
ライブ配信のプラットフォームには既存プラットフォーム(YouTube Live・zoom・Microsoft Teams・Webex Meetingsなど)を使う場合と、オリジナルのプラットフォームを作成する場合の2パターンに分かれます。
プラットフォーム選びは重要なポイントなので、それぞれの特徴を理解し選択することをおすすめします。
【既存プラットフォームとオリジナルのプラットフォームの特徴 】


ライブ配信の実施例
ギャラリーイベントのYouTube Live配信
クライアント
総合人材派遣会社 様
概要
・クライアントが運営しているアートギャラリーでのトークイベントをライブ配信
・YouTubeLiveで配信することで、通常イベント時の集客よりも多くの視聴者獲得に成功
・チャットサービスを活用したリアルタイムのQ&Aにより、イベントへの参加感を創出


キックオフミーティングのWebEX配信
クライアント
米国 人事マネジメント会社日本法人 様
概要
・クライアント社内で利用しているWebEXを使い、海外スタッフのスピーチをライブ配信
・会場側は、カメラ(2cam)とPCをスイッチングした映像を配信用PCに送出
・会う機会が少ない海外スタッフとコミュニケーションをとることで、参加者の一体感が高まった

株主総会のオリジナルプラットフォーム配信
クライアント
医療機器メーカー 様
概要
・株主に向けて、株主総会のカメラ映像およびスクリーン投影資料をライブ配信
・株主個別にID/PWを設定し、部外者が閲覧できないようセキュリティを強固にした
・チャット投稿機能・資料ダウンロード機能・アンケート機能も追加対応


社内表彰式のZoom配信
クライアント
旅行会社 様
概要
・例年開催している表彰式をZoomにて開催。チャット機能も活かし親密感を高めた
・東京支社の一角にグリーンバックを設置。全国の各支店と中継で結びながら進行した
・お祝いのメッセージボードを掲げている社員をホストPCでピックアップすることでライブ感を演出
詳しい様子はこちらで紹介しています
その他の活用方法
・ワークショップ
・研修配信
・披露宴中継
・入社式(拠点間配信)
・授業のライブ配信
・メンテナンスの遠隔指導 など
電音エンジニアリングのご提案
当社の強み
①配信に必要な全ての機材・スタッフを手配
配信専門会社との協力体制により、ご依頼に迅速に対応することが可能です。
簡易的なシステムから高いセキュリティの配信、更にはネットワークインフラの手配まで、ご希望に応じた最適なプランを提示させていただきます。

②コンテンツの質を向上
映像・音響のプロフェッショナルの観点からコンテンツの質を高めることができます。
複数の映像ソースのスイッチング、ワイプ、またカメラワークなどの映像面において。
また、講演者が複数名いる、同時通訳がある場合などの音響面において、視聴者を飽きさせない満足度の高いライブ配信をお送りします。

③イベントをトータルで請負可能
配信業務だけでなく制作・映像・音響・照明まで、イベントのトータル対応が可能です。
弊社が機器の設営やオペレーション等で関わるイベント数は年間で2万件以上、多くの実績により培われた技術とホスピタリティマインドをご提供します。

ライブ配信セットプラン(YouTube Live)
配信に十分な機材と、カメラマンや配信オペレーター等のスタッフを揃えた充実のセットプランです。
プラットフォームは安定性のあるYouTubeLiveを使用。
また案件内容に応じて項目の追加・削減のご相談も承ります。

セット内容
機材
・配信用機材:1式
・管理用ノートPC:1台
・撮影用カメラ:1台
・有線マイクロフォン:1本
・音響ミキサー卓:1台
・ケーブル類:1式
スタッフ
・カメラマン:1名
・オペレーター:2名
・設営撤去スタッフ:1式
その他
・事前設定費:1式
・運搬費:1式
システムイメージ

※アカウントはご用意いただく想定です。
※ネットワークは会場設備を使用させて頂く想定です。
※会場の回線が要件に満たない場合は、新規開設を推奨させて頂きます。
お気軽にお問い合わせください
配信業務だけでなく映像・音響・照明業務など、イベントのトータル対応が可能です。
☆イベントの企画・運営も承っておりますので、お気軽にお問い合せください。
☆「よくあるご質問・FAQ」も併せてご確認ください。
【配信業務】映像配信で差別化を図るためには
2020年 10月 16日
コロナウィルスの影響による環境の変化により、社外イベントやセミナー等の映像配信についてのお問合せが増えています。
映像配信を見る機会も増え、視聴者の目が肥えてきていることも予測されます。
その中で少しでも興味を持ってもらうには、ただセミナーを配信するだけでなく“他とは違った印象”を与える必要があります。
今回は、社外イベントやセミナーで印象を変える1つの手段として、「グリーンバック」を使用した「クロマキー合成」についてご紹介します。

電音エンジニアリングがクロマキー合成をオススメする3つの理由
グリーンバックを使用したクロマキー合成技術をお勧めする理由は主に3つあります。
1.会場費用や移動時間が削減できる
2.背景を好みのデザインにできる(他社との差別化となり印象に残る)
3.シーンによって背景を変えられる(視聴者を飽きさせないメリハリになる)
それぞれ解説します。
会場費用や移動時間が削減できる
クロマキー合成を利用することで、撮影スペースや通信環境さえ確保出来れば背景をデザインした配信が可能です。
豪華なセットを用意したり、わざわざ外部スタジオへ行ったりする必要がなくなり、会場費用や移動時間の削減に繋がります。

背景を好みのデザインにできる(他社との差別化となり印象に残る)
背景が画像ひとつで自由に設定できます。
リアルで実現するにはコストと手間が掛かるような背景もクロマキー合成で簡単に再現でき、視聴者の目を引くような画面にデザインすることができます。

シーンによって背景を変えられる(視聴者を飽きさせないメリハリになる)
背景が「一瞬で」「何度でも」切り替え可能です。
社外イベントやセミナーの進行に合わせて背景を変えることで、メリハリのある視聴者を飽きさせない配信の構成ができます。

下記では、クロマキー合成と合わせて使うと便利な「テロップ」と「パワーポイント」の機能を、クロマキー合成のイメージ画像と合わせてご紹介します。
クロマキー合成と合わせて使うと効果的な機能
クロマキー合成と合わせて使うと便利な機能として、テロップとパワーポイントの合成があります。
それぞれのメリットをクロマキー合成のイメージ画像と合わせてご紹介します。
テロップで情報の抜けを防ぐ

こちらはグリーンバックを背景に人物を撮影したものに、画像をクロマキー合成したイメージ画像です。
さらにテロップを合わせて合成することで、視聴者へ向けて完結に情報を提示することができます。
- ・セミナーのタイトルや目次
- ・講演者、ゲストなどの名前
特にこれらをテロップとして提示しておくことで、視聴者が内容を理解しやすくなります。
配信者が喋るだけでは視聴者が聞き逃してしまう、というようなことを防ぐことができます。
パワーポイントで細かいデータを載せる

こちらは、人物とパワーポイントのデータを合わせて、背景と合成したイメージ画像です。
言葉だけでは伝わらないような画像・データ等を配信に入れ込むことができます。
その結果、視聴者の配信への理解が深まります。
まとめ
このようにクロマキー合成を使うことで、必要な情報を効果的に入れ込むことができ、視聴者の好みや理解に配慮した配信画面にすることができます。
その結果視聴者に興味を持って見て貰えることが期待でき、大きな反響にも繋がります!
当社ではお客様の映像配信のイメージやコンセプトに合わせて、背景のご提案もさせていただきます!
映像配信をワンストップでサポートします
更に背景の合成だけでなく、配信にまつわる全ての運営をサポート致します!
①映像配信システム
配信プラットフォームの選定から撮影・映像オペレーションまでサポートします。
配信専門会社との協力体制により、ご依頼に迅速に対応することが可能です。

音響・照明システム
プロ使用の音響・照明機器を使用し、聞きやすく見やすい配信に仕上げます。
弊社が機器の設営やオペレーション等で関わるイベント数は年間で2万件以上、多くの実績により培われた技術とホスピタリティマインドをご提供いたします 。

数々のホテルや企業イベントなどで実績のある当社スタッフ陣の技術で、映像配信をハイクオリティに仕上げます!
実績紹介
様々なご要望のシーンで映像配信サービスをご提供した実績があります。
まずはお気軽にお問い合わせください
当社の映像配信サービスでは、お客様の「電音でやってよかった!」のお声のために、様々な機材とアイデアを駆使しクオリティの高い映像配信運営をワンストップでサポートいたします!
☆イベントの企画・運営も承っておりますので、お気軽にお問い合せください。
☆「よくあるご質問・FAQ」も併せてご確認ください。
【映像制作】当社社員がPR動画コンテストで優秀賞を受賞しました!!
2020年 10月 14日
当社所属 映像クリエイターがアドビ株式会社主催の「MLB Back on the Field」に応募し、
見事優秀賞を受賞しました!!
受賞作品はこちら!
受賞者決定!MLBと #アドビ が開催する動画コンテスト「MLB Back on the Field」優秀賞受賞作品を紹介📼@taku1112321 おめでとうございます🎉@creativecloudjp #PremierePro #aftereffects pic.twitter.com/KxaHbHROWZ
— MLB Japan (@MLBJapan) August 31, 2020
Twitterで伸びたアクセス数!
Twitter上で受賞発表があり、
動画はなんと公開(2020年8月31日)から
7日で7203回再生 されています!
(2020年9月7日現在)
コンテスト概要
『MLB Back on the Field』
アドビ株式会社主催のメジャーリーグの開幕を盛り上げるためのコンテスト企画
応募規格
・今夏作品を募集し、誰でも応募可能
・MLBから提供された映像・音声素材を使用すること
・応募作品の最後に提供されたエンドカードを必ず入れること
・応募作品は60秒以下のPR映像であること
・Adobe Premiere Pro、もしくはAdobe After Effectsを使用して制作すること
受賞項目
・グランプリ受賞者:1名
・準グランプリ受賞者:3名
・優秀賞受賞者:3名
一般公募という特定不能な狭き門をくぐり抜け、当社映像クリエイターが優秀賞を勝ち取りました!!
映像制作でのこだわり
今回受賞した当社所属映像クリエイター N氏にお話を伺ってきました。

当社所属動画クリエイター N氏
Q1 まずこの作品のコンセプトはなんですか?
「かっこいい映像」ですね。
指定されていた曲を聴いて「かっこいい」イメージが湧いたので、それに合わせて作っていきました。
僕自身「スピード感があって緩急が効いた映像」が好きなので、そこにチャレンジしてみようと思いました。
普段のお客様からのご要望でも「シンプルに」「派手に」等抽象的な表現が多いのですが、頂いたキーワードを自分なりに解釈し、そこから広げていって制作するようにしています。
Q2 今回の作品でこだわったところは?
CGです。
映像を見た人に「おっ」と思って貰えるような迫力のあるものにしたかったので、いちばん時間を掛けて作りました。
僕自身映像編集をしていてCGを作る作業が一番好きで、つい凝ってしまったところもあります(笑)
最近はプロではなく個人で映像制作をされる方が増えていますが、CGを効果的に使えるかどうかで大きなクオリティの差が生まれるのではないかと思っています。
Q3 CGのアイデアはどうやって決めていくんですか?
普段から映像を沢山見てアイデアを得るようにしています。
それを真似して自分の技術にしていきます。
今回は「どうしたらかっこよくなるだろう?」ということで冒頭(0秒~9秒)のCG部分はメタリック系にしようと漠然と考えていました。一回CGと映像を合わせて制作してみてしっくりこなかったので、CGのみで強調することで自分の思うイメージを再現しました。

こだわった冒頭部分のCG
Q4 私は作品を見て、選手の「よし!」という顔や冷静に状況を判断する顔など良い表情が出てくるなぁと思ったのですが、何か工夫した部分はありますか?
自分が映像素材を見た時に「すごい!」と感じたシーンを選ぶようにしました。
更にそこからなるべく多めに寄りの画を選んでおき、ずっと同じ画が続く単調さを避ける為に寄りと引きを繰り返し、緩急がつくようにしていきました。あとは音と映像がマッチしていて、且つ選手の動きが完結するところで映像を切り替えていったので、インパクトのある演出になっていると思います。
Q5 指定音源ということでしたがいかがでしたか?
やりやすかったです。
しかし作品を提出してから他の作品を見ているうちに、もっと効果音や音声を入れればよかった、、と思いました。普段から制作した作品は会場まで見に行くようにしていて、嬉しい反応を励みにすると共に細かい反省点が出てくることもあります。日々勉強中です。
Q6 映像を作るときに気をつけていることはありますか?
「クオリティ」には特に気を遣っています。
どの作品でも、良いものを作るためにやれることは全部やろうと心がけています。
また「個人的な技術の向上に繋がる機会になること」も意識していて、必ず新しい表現や流行りの技術を取り入れるようにしています。
インタビューのまとめ
クオリティにこだわり、常に技術を更新していく姿勢が優秀賞へと繋がったのではないでしょうか。
また当社映像クリエイターN氏の得意とするCG部分も、多数の応募作品の中でも埋もれないインパクトがあったのかもしれません。
最後に当社映像クリエイターが制作した他の作品を紹介します。
当社動画クリエイター作品はこちら!
施工現場ダイジェスト映像
採用説明会仕事紹介映像
様々な用途のPR動画の制作が可能です!
抽象的なイメージでも、当社動画クリエイターチームの力で魅力的な映像を制作します!
・営業ツールやPR素材として新製品発表映像を依頼したい
・採用説明会向けに仕事内容の紹介映像が欲しい など
ご要望・ご予算に合わせた映像制作でご協力します!
☆イベントの企画・運営も承っておりますので、お気軽にお問い合せください。
☆「よくあるご質問・FAQ」も併せてご確認ください。